一人ひとりが変われば社会が変わり、そして世界が変わる
If each individual changes, society will change, and the world will change.
───
次のコラムでさらに《マインドの法則》を深めていきます。
先生が、[マインド・ビューポイント×メタ認知機能]について、
脳科学的な見地からお伝えしています。
同時に、高次元の「マインドフォーカス」の使い方についても明確にしていきます。
人間には〝ミラーニューロン〟
という神経細胞があります。
これは「鏡のように相手の感情を
映す神経」です。
たとえば、
相手がつらそうにしているときに、
それを見ている自分も
つらく感じてくる気持ち。
あるいは相手が嬉しそうに笑っていると、
自分も思わず嬉しくなって
微笑んでしまうとき、
そのようなマインドになるのは、
このミラーニューロンの
働きによるものです。
「相手の気持ちを
相手の立場に立って感じる」
このミラーニューロンを
活性化させることで、
目に見えない人の想いや、
無限の情報をキャッチすることが
できるようになるのです。
そのためにはその心のベクトルを
外側だけでなく、
自分自身にも向ける
トレーニングが必要で、
それが、「マインドフォーカス」
という〝心の業〟です。
この業をマスターすると、
自分自身の中にもうひとりの自分が
いることに気づき、
自分を真横から
二次元で平面的に捉えるのではなく、
もう一つ引き上げた心の視点で
三次元で3D化させ、
全方位から立体的に自分を
捉えていくことができるようになります。
それを“メタ認知”と言います。
言葉にすると難解に聞こえはしますが、
この感覚をマスターすることは
誰にでもできます。
そして、
一度体感できると一生ものとなります。
このメタ認知機能を鍛えていくことで、
誰もが初回から感動レベルで様々なことをやってのけることだってできるのです。
メタ認知の「メタ」は
「高次の」という意味です。

「メタ認知力」は、
高い視点から俯瞰して、
自分自身を眺められる能力を指しますが、このメタ認知能力が低い人というのは、
「自分が他人からどう見られているか?」ということを把握できずにいて、
多くの場合、この
「自己モニタリング」ができていない
ことにより
様々な支障をきたし、
ときに
生きづらさを生みだしてしまいます。
「自己モニタリング」とは常に、
第三者的な視点から自分を見る、
という観点を生みだします。
その高次の
[マインド・ビューポイント]から、
心の視点を引き上げて、
「もう一人の自分」を意識しながら、
怒ったり泣いたりしている自分を
冷静に見る。
それにより、
自意識過剰な状態から脱けだせるので、
感情コントロールは容易になります。
自分ごとでありながら、
どこか他人事で居られるようにも
なれます。
この曖昧な意識こそが、
《マインドの法則》で
体得できる心の視点なのです。
現代社会においてメタ認知できないと、
目に見えない抽象的なイメージを
認識することが苦手となるため、
見たまま、
聞いたままのことしか、
情報として得られず応用が利かないため、
意図的なニュアンスを
情報に込められません。
戦略的に先を見据えて、
行動することができなくなり、
目の前のことで手一杯となり、
無理難題を背負うかのような
人生を送ることになりかねないのです。
逆にメタ認知能力が高まれば、
潜在的な情報の区別が
できるようになれます。
その先に何が起こるのか、
自分、目の前の人、その先にいる人、
空間、時空を超えて、
[イマジネーション]することが
容易にできるようになるからです。
「人間関係が苦手である」
「時間管理が苦手である」
「先読みして行動するのが苦手である」
こうした想いを抱えている人は
多くいます。
けれど、
こうした問題は性格の問題であるとか、
才能があるかないかの問題ではなく、
自らの潜在意識に働きかける“心の業”を
習得しているかどうかの問題なのです。
それらは訓練によって
例外なく鍛えられます。
〈心の視点の階層を
高く引き上げるトレーニング
=メタ認知能力を
引き上げるトレーニング〉
という観点で、
[マインド・ビューポイント]を
改めて捉えていただければ、
この腹筋背筋のような、
心の根幹的な深層筋そのものを
高めていくトレーニングは、
誰もが持つこの“ミラーニューロン”という神経細胞を活性化させることで、
潜在能力を自ずと引きだすのだと
いうことを、
脳科学的な見地からも
実感いただけるかと思います。
実践の究極段階の”心の業”「統合力」を身につける
Acquire the “work of the mind” and “integration power” at the ultimate stage of practice.
───
久瑠先生が無意識にやっていること。
感性で統合して、深層心理に潜む使命を瞬時に見つけだす、
これが《マインドの法則》の実践の究極段階の心の業でもある「統合力」です。
このコラムにも当時、度肝を抜かれました。
たった2ページで、分厚い一冊分の解説書を大きく超えてしまっていると感じました。
もちろん先生はレオナルド・ダ・ヴィンチのことを特別に学んだことはない。
それこそが久瑠先生の凄さ=《マインドの法則》の凄さ。
簡単に言えば、分野を問わず、何かについて何年も勉強している人と会った瞬間に、
その何かについて先生は対等に話ができてしまう。
それどころかその道の専門家の人が驚かれることのほうがむしろ多く、
よく聞く言葉が、「先生はそれを、どこで学ばれたのですか」なのです。
もちろんそうした問いかけをされる方々が、想定しているような勉強の仕方は、
ほとんどされていない。

先生は、「何か」と対峙するとき、潜在的な本質をすくい上げ、
同時に自らのマインドにフォーカスすることで、
自然と「統合」できてしまうのだと思います。
それはまさしく、《マインドの法則》のなせる業なのです。
余談ですが、先生が日常で普通にやっていることを、
「見ているだけで凄く勉強になる」と話されていた受講生もいました。
今思えばそもそも観点の次元そのものが違うのだから、
何気ない日常においても、我々よりもずっと先を感じとって動かれている。
だから先生から出てくる言葉というものや、
我々が目にする先生の創りだす空間というものは、
自ずと潜在意識に働きかけてくるのだと思います。
こういう学びは近くに居るものの特権です。
「樹齢千年の樹」の根っこを創り出し企業の”在り方”をも変えていく
Creating the roots of a “thousand-year-old tree” and changing the way companies operate
───
そして、《マインドの法則》はパーソナルトレーニングや
マインド塾という学びの場から、企業の現場へも同時に拡がっていきました。
不思議なことに、先生は特に営業活動というものはしていません。
企業研修の依頼もキッカケは、《マインドの法則》の本を読まれて、
「何か」を変えたいと感じられるところから始まることがほとんどです。
たとえば、ある企業の人事担当者が《マインドの法則》を読まれた。
そして、心に残り、我が社でも何かしてもらえないでしょうか、
という問い合わせをされた。
様々な業界、多くの上場企業や外資系企業、個人事業主の方たちからも、
研修や講演の依頼が入り続けています。
先生の企業研修の特長は、各企業の在り方(企業理念)をベースに、
オーダーメイドでプログラムを組まれているところに明確に表れています。
確固たる理念を構築できていない企業では、理念から一緒に掘り起こすこともあります。
樹齢千年の樹でいうところの根っこのところです。
「受講される皆さんが
本当に変わってもよろしいですか」

研修を受けずとも一人ひとりが使命に出逢える
久瑠式トレーニングのメソッド
The Kuru-style training method allows each person to meet their mission without undergoing training.
───
当時は企業研修の打ち合わせで、特に大手企業では、
このような質問をよくされていました。
もちろん、一人一人の方が本書のエピローグにも書かれていたMさんのように、
本当の自分の使命に出逢ってもらうという意味なのですが、
この言葉に驚かれる人事担当者も多かったように思います。
この質問に対し、「少しだけなら」という担当者も実は多くみえました。
それだけ、先生はどんな状況にある企業とも、本気で向き合っていきます。
そんな研修を受講された方たちに、
Mさんのような活躍をされる方を何人も見てきました。
日本の企業でもマインドが引き上がることで、
こんなに活き活きと活躍できるんだと嬉しくなったのを覚えています。

───
そのような企業研修を何度か重ねたあるとき、
『人事マネジメント』という企業向け専門誌の記事の依頼がありました。
シリーズで本の後半部分に確保されている、研修紹介のページに掲載のお話でした。
ところが、打ち合せを進めていくと、今までの連載の内容におさまらず、
一つの新しい研修の在り方として、ぜひ巻頭に特集を組ませてもらえないかと
編集部からの再依頼となり、取材担当者も驚きの展開になりました。
『人事マネジメント』の編集の方も、久瑠式の研修を受けたことはありませんが、
この原稿を読まれて感じることがあったのだと思います。
この様子を実際に僕も見る機会があり、会ってもいない人の、
その原稿だけで定番的に決まっていた企画が変わってしまう、
このようなことが本当に先生の日常では気がつけばよく起きています。
これは先生が、いただいた仕事をそのまま受けるのではなく、
本全体のこと、読者のことまで捉える観点で、
ベストを尽くすという《マインドの法則》を実践していることの表れだと思います。
世界はひっくり返って存在している
The Kuru-style training method allows each person to meet their mission without undergoing training.
───
当時は企業研修の打ち合わせで、特に大手企業では、
このような質問をよくされていました。
もちろん、一人一人の方が本書のエピローグにも書かれていたMさんのように、
本当の自分の使命に出逢ってもらうという意味なのですが、
この言葉に驚かれる人事担当者も多かったように思います。
この質問に対し、「少しだけなら」という担当者も実は多くみえました。
それだけ、先生はどんな状況にある企業とも、本気で向き合っていきます。
そんな研修を受講された方たちに、
Mさんのような活躍をされる方を何人も見てきました。
日本の企業でもマインドが引き上がることで、
こんなに活き活きと活躍できるんだと嬉しくなったのを覚えています。